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2000年6月25日(日)

「カルメン」

 6/18に、モンテカルロ歌劇場の「カルメン」をフェスティバルホールへ見に行ってきました。私はオペラを見るのは、これが3回目とまだまだ初心者で、字幕を見てストーリーを追うのに一生懸命で、オペラ自体を楽しんでいる状態にはほど遠いです。

 「カルメン」は、曲も知っているのが多いですし、第3幕への「間奏曲」はフルート吹きにとっては、憧れの曲なので、オペラの中で聴けて本当によかったです。

 途中で、カルメン役の方が、体調不良で交替になりましたけど、舞台はとても晴れやかでした。次回、いつかまた「カルメン」を見に行く機会があれば、もっと楽しめると思います。

2000年6月17日(土)

「週刊ブックレビュー」

 毎週土曜日にNHKBS2で放送されている「週刊ブックレビュー」は、好きでよく見ています。毎週書評ゲストが3人登場して、それぞれが好きな本を一冊紹介するのですが、先週(6/10)のゲストのひとりは指揮者の岩城宏之さんでした。

 「音楽関係の本が出てくるのかな。」と思っていたら、全然違って、「とんかつの誕生」(岡田 哲著・講談社)をあげていらっしゃいました。先週は、いつもと違って、公開録画だったのですが、書評ゲスト3人の方のお話がとても面白くて、紹介されていた本を読んでみよう、という気分になりました。

 クラシック音楽も、紹介する人が楽しく、面白く話してくれたら、もっと聴く人が増えるのになあ、と思いながら、先週の放送を見ていました。

2000年6月10日(土)

電車の中で

 ある日、いつものように朝、通勤電車に乗って、車輌と車輌の連結部分のすぐそばに立っていました。すると、ある女の人が私の後ろを通りすぎていったので、「隣の車輌にうつるのかな。」と思っていると、車輌の連結部分で立ち止まったのです。

 そしてかばんの中から楽譜を取り出して、歌をうたいはじめたのです。初めて見る光景に、驚きました。きれいな歌声でしたし、試験なのかな、とも思い、私は何も言いませんでした。電車は満員ではなくて、まわりの人も何事もないようにしていました。

 「熱心だな。」とか、「恥ずかしくないのかな。」とも思いました。電車でも個室の中で練習するなら人から見えませんが、普通の電車の中で練習とは、「勇気があるな。」と感心してしまいました。

2000年6月3日(土)

毛穴で感じるミュージック

 毎週日曜日にNHKで放送している「課外授業 ようこそ先輩」の番組は好きで、時々見ています。先々週は、ジャズシンガーの綾戸智絵さんの授業でした。綾戸さんのことは、お名前は知っていましたが、お顔も歌声も知りませんでした。

 まず、生徒たちが歌を歌いました。音楽の教科書に載っている歌で、歌のタイトルは忘れましたが、私も記憶にはっきり残っている歌でした。その歌は、綾戸さんの「こなしているという感じで、楽しんでいないなと思った」という言葉通りに、私も感じました。

 そして綾戸さんの授業の最後に、その同じ歌を生徒達が歌ったのですが、最初と全然違って生き生きとしていて、その様子に「こんなに変わるものかな。」とすごく感動しました。綾戸さんのパワーにも引きこまれました。

2000年5月27日(土)

ランパルを偲んで

 私がランパルのことを初めて知ったのは、フルーティストの工藤重典さんがトーク番組に出演された時でした。5.6年前のことだったと思います。ですから私はランパルの華やかな活躍は、伝聞でしか知りません。

 昨年秋の、ランパル日本さよなら公演には、「もう見ることはできないのだから。」という軽い気持ちで行ったのですが、あれからわずか約半年でお亡くなりになって本当に驚いています。さよなら公演のパンフレットを読んで、初めて知ったこともたくさんありました。

 ボーリング「フルートとジャズ・ピアノのための組曲No.1」が10年連続でアメリカのビルボード入りした記録を持つことなどが書かれた、日本交響楽協会のこのパンフレットは、今では本当に貴重なものになりました。ランパルのCDを聴いて、ランパルを偲びたいと思います。

2000年5月20日(土)

溝口 肇さん

 5/18の新聞テレビ欄で、「徹子の部屋」に溝口 肇さんが出演されるということを見て、ドラマの音楽担当をよくされていることだけは、知っていましたので、録画セットして番組を見ました。

 私は溝口さんを作曲家だとばかり思っていて、チェリストだとは今回初めて知りました。普通「徹子の部屋」で生演奏される方は場所を移動される方が多いのですが、溝口さんはトークをしている場所でそのまま演奏されていてややびっくりしましたが、心なごむ音で好きになりました。

 話し方もとても穏やかでした。「舞台で、誰かの後ろの位置でチェロを演奏していると、やっぱり舞台の真ん中がいい、と思う。」というお話はとても素直なご意見で、一番印象に残りました。

2000年5月13日(土)

音楽配信

 5/10のNHK「クローズアップ現代」は、インターネットによる音楽配信がテーマでした。私はインターネットで曲を買ったことはなく、買ってみたいと思ったこともありませんでした。それは、音質があまり良くないのではないか、という先入観があったからです。

 ところが番組で音を実際に聴いてみると思っていた以上に音質が良く驚きました。音の圧縮技術によって音質は変わるので、ユーザーの人が選択しなければならない、とのお話でした。

 放送の中で私が一番印象に残ったのは、「今、1曲の値段はCDというものを作る値段から割り出しているが、曲そのものの価値の値段を考えて0から無限大でもよいと思う。」という言葉でした。曲の価値というのは何を基準に決められるものなのかなあ、と面白く感じました。

2000年5月6日(土)

美空ひばり館

 先日、京都嵐山にある美空ひばり館に行ってきました。ひばりさんの歌はもちろん、舞台衣装やアクセサリーも展示されていました。衣装を見ると、とても小柄な方だったんだなあ、と思いましたが、その晴れやかさには、目をみはりました。

 一番印象に残ったのは、ワイドスクリーンでひばりさんが歌う姿が大写しにされて、ひばりさんの歌声が聞けるコーナーです。かなりの大ボリュームで、ひきこまれるものがありました。「川の流れのように」のコーナーでは、本物の水も流れていて、演出もこっていました。

 私は特別美空ひばりさんのファンということもなかったのですが、ひばりさんファンの方には、たまらないミュージアムだと思いました。

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