パユのコンサート訪問記

2002年

7月13日のコンサート 3月17日のコンサート 3月17日のイベント

2002年7月13日(土)14:00  会場:横浜みなとみらいホール 共演:イヴァン・フィッシャー指揮 ブダペスト祝祭管弦楽団

プログラム ・モーツァルト:セレナータ・ノットゥルナ
・モーツァルト:アンダンテ
・ライネッケ:フルート協奏曲
・ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」
パユのアンコール
・ドビュッシー:シリンクス
オーケストラのアンコール
・ドボルザーク:スラブ舞曲第7番
・バルトーク:ルーマニア民俗舞曲」から5.6.7曲目
 
今回みなとみらいホールには、初めて行きました。桜木町駅から歩いていって、ホールに行くには階段を降りなくてはいけないのですが、降り場所を通り過ぎてしまって少し迷いましたが、無事にホールに到着しました。

 1曲目は、指揮者台にピアノの椅子と、ティンパニがのっていて、指揮者がティンパニを演奏しながらの指揮でこういうのは、初めて見ました。

 つづいてパユ登場です。モーツァルトのアンダンテは、パユの演奏で何度か聴いていますが、ライネッケの協奏曲は、曲自体を聴くのが初めてで、ライネッケの方が強く印象に残っています。

 ライネッケは、第2楽章の不思議な雰囲気のゆったりとしたフルートのメロディーも、すごく気に入りましたし、第3楽章の迫力ある部分も素晴らしくて、オーケストラもパユのソロもすごく堪能できました。

 パユが演奏中に、歩いたり動きが大きい動作もひさびさに見たな、という感じで、左足をけりあげているところもありました。迫力でかなり興奮しました。この演奏を生で聴けたのは幸せでした。

 アンコールは、パユの英語での曲目紹介で、シリンクスでした。曲が終わってからの静寂は、私自身が経験したことがあるなかでは、一番長くて、パユがフルートを胸に降ろすまでものおとひとつしませんでした。良かったです。

 客席からパユに花束が2つでました。このホールは、客席から舞台に三段階段がついているのですが、パユはその階段を一段降りて、花束を受け取っていました。パユは舞台上で、笑顔いっぱいで本当に良かったです。

 後半は、新世界。このオーケストラの弦はつややかで、私はすごく気に入りました。オーケストラの響きが体にびりびりと伝わってきて、最高でした。

 すべての演奏が終わった後に、舞台上でヴァイオリン奏者の皆さんが、二列に並んでいる内と外の人どうしで頬にキスしているのがまず目にとまって、後ろの方を見ると管楽器の人もそうしていて、絵になるな、と思いながら見ていました。
(1階C1列13番)

2002年3月17日(日)14:00  会場:東京オペラシティコンサートホール レ・ヴァン・フランセ

プログラム ・プーランク:オーボエ、バスーンとピアノの為の三重奏曲
・バーバー:夏の音楽
・リムスキー=コルサコフ:ピアノと管楽の為の五重奏曲
・サン=サーンス:デンマークとロシアの歌による奇想曲
・グリンカ:悲愴三重奏曲
・プーランク:六重奏曲
アンコール ・ルーセル:ディベルティメントop.6
 今回のプログラムは、聴いたことがない曲も多かったのですが、とても楽しく聞けました。皆さん、とても素晴らしかったですが、私の新たなお気に入りは、ホルンの方でした。とても安定したいい音で、良かったです。

 あとはオーボエのルルーが思っていたよりも、かなり大きなアクションで演奏する方で、意外でした。立ち位置もパユの隣がルルーになるのですが、パユに対する視線の回数がかなり頻繁でした。

 6人の演奏位置は後ろにピアノで、5人は、客席から舞台を見て、左から、フルート、オーボエ、バスーン、ホルン、クラリネットでした。パユは、昨年のフルート四重奏でも、昔のベルリン・フィルの14人の時も、舞台に向かって右に位置していたので、今回のように、左に位置して、フルートの口が客席から見えている状態で、珍しかったです。

 演奏は、リムスキー=コルサコフと、プーランクの六重奏曲が座っての演奏で、その他は立っての演奏でした。プログラムの中で一番気に入ったのは、サン=サーンスの曲です。曲のはじまりの3本の管楽器の開放感のある音が、とても印象に残っています。

 プーランクの六重奏曲は、私にしては珍しくコンサートを聴きに行く前に、CDで何度も聴いていましたので、聴きやすくて、生ならではの迫力が感じられて良かったです。(1階1列14番)

2002年3月17日(日)19:00  会場:山野楽器本店7Fイベントスペース「JamSpot」 

演奏曲 ・サン=サーンス:大きな鳥篭(「動物の謝肉祭」より)
・フォーレ:夢のあとに
・シリンクス
 イベントは、パユが演奏される曲と曲の間に、司会の方から、インタビューをして、パユが英語で答えて、通訳さんが通訳される形でした。

 質問は、3つでした。「ベルリン・フィルに戻るのはいつからか、ベルリン・フィルになぜ戻るのか。」「今、ジャズアルバムを出すのはどうしてなのか?」「これからの活動予定は?」です。

 答えは、「ベルリン・フィルに戻るのは、4月15日で、初舞台はラトル指揮のベートーベン第九。戻る理由は、同じ場所に行って、同じような曲を演奏するのに疲れたという感もあって。ベルリン・フィルには前に入った時よりも、今回の方がたくさんの投票数をもらって、あたたかく歓迎してもらいました。イスタンブールで、ベルリン・フィルとモーツァルトの協奏曲を試用運転ならぬ試用演奏という感じでしましたが、とてもあたたかく迎えてもらいました。」

 活動については「国際コンクールに入賞した人たちを集めて、これから演奏家としてどのようにやっていくのかを教えることをします。」とのことでした。

 ジャズアルバムについては、「ジャズアルバムが日本で先行発売されるのは偶然ではないと思っています。日本では素晴らしいジャズアルバムがたくさんありますし。」という話と、ジャッキー・テラソンとはニューヨークで出会ったということと、ジャッキー・テラソンとパユご自身との共通点もお話されていました。

 パユがお話されている時間はけっこう長く、いろいろとお話されていたのですが、メモをとっていなくて、覚えているのはこれぐらいです。パユの声をたくさん聴けたのは、とても良かったです。ベルリン・フィルにもあたたかく歓迎されている、と聞いて本当に良かったな、と思いました。

 パユのジャズの演奏は、マイク入りで、クラシックの演奏とは全然違いました。私はジャズをあまり聴いたことがないので、ジャズとはこういうものかな、と思いました。伴奏はカラオケというか、機械から音が出てそれにあわせて演奏されていました。ジャズの新譜がとても楽しみになりました。

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