映画「マチネの終わりに」を見ました

 先日、映画「マチネの終わりに」を見に行ってきました。本当に素晴らしかったです。今でも余韻が残っています。ブルーレイが発売されたら、買います。繰り返して見たいシーンがたくさんあるからです。

 私のベストシーンは、蒔野がティボー・ガルシアに会った後に、洋子に「孤独というのは、人に影響を与えられなくなることかな」と言うと、洋子が「私はあなたから影響を受けているわよ」と言うところです。

 福山さんは、クラシックギターの演奏シーンを、すごく努力して演奏されています。本当に大変だったと思います。オリジナルサウンドトラックの「幸福の硬貨 組曲」は何度も聞いています。日本では、大人の恋愛映画が少ないですので、この映画は、ぜひ大ヒットしてほしいです。

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「祝祭と予感」を読みました

 「蜜蜂と遠雷」のスピンオフ小説「祝祭と予感」を読みました。私が印象に残った話は、三枝子とラサニエルの出会いの話、菱沼の弟子の作曲家の話、マサルがラサニエルにつくことになる話です。

 作曲家の方は、自分のイメージの音が、楽譜に落とし込めないと悩むことがあるのだな、とかこの小説を読んで知ったことがいろいろとありました。ヴィオラは大きさが決まっていないのですね。これも知りませんでした。自分にあったヴィオラを選ぶ時には、かなり悩みますね。それは、自分の楽器を本番で演奏しないピアノなどの楽器以外は、すべてそうでしょうけれど。

 三枝子とラサニエルのラブストーリーは、上手な俳優さんで、これのみ一本で映画にしてほしいな、と思うほどです。

映画「マチネの終わりに」のメイキング番組

 先日、ケーブルテレビで、映画「マチネの終わりに」のメイキング番組が30分間ありましたので、見ました。私は、「マチネの終わりに」が新聞連載されていた時に読みました。映画のキャスティングが、福山雅治と石田ゆり子と聞いた時、小説のイメージにぴったりだな、と思いました。

 メイキング番組を見て、まず思ったことが福山さんのギター演奏姿がカッコいいことです。これを見るだけでも、映画を見る価値ありです。福田進一さんがギター指導されていましたが、福山さんのことを「右手は僕よりもきれいだ」とおっしゃっていました。パリとニューヨークでもロケされていて、いいですね。そして、ギターが好きな方には必見映画でしょう。

 福山さんは、クラシックギターをこの機会に練習されて、オリジナルサウンドトラックにも福山さんの演奏が入っています。聞きました。なかなかいいです。

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映画「蜜蜂と遠雷」を見ました

 映画「蜜蜂と遠雷」を映画館で見ました。4人のメインキャラクターの中では、私の中では、マサル役の森崎ウィンが、一番印象に残りました。原作小説では、マサルは私にとっては、印象が薄かったです。

 森崎ウィンは、英語も上手で、ジュリアード王子の雰囲気にぴったりでした。演奏シーンの演技も良かったです。

 映画は、私が予想していたよりも、演奏以外のシーンが多かったです。映画はよくできていると思います。音楽映画というのは、演奏しているように見せるだけでもかなり難しいですので。

 でも、正直なところ、映画を見終わった後には、原作小説を読み終わったときほどの感動はありませんでした。演奏シーンが素晴らしいとはいっても、いつもクラシックコンサートを聞きに行っている私としては、当たり前のシーンですので。

 ただ、普段クラシックになじみのない人向けとしては、入門映画としての魅力はあります。映画だけでは、原作小説の何割かの魅力がありませんので、原作を読まれていない方は、原作を読むことを強くおすすめします。

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名取裕子主演の「けものみち」

 松本清張原作の「けものみち」を名取裕子主演で制作されたドラマをDVDで見ました。この作品の音楽は、ムソルグスキーのはげ山の一夜から、その場面に合った音楽を使っています。

 ドラマの終わり方は、原作とは違っていて、名取裕子演じる主人公が、車で逃げているのを追いかけられます。その時の音楽が、フルートがメロディーを奏でているものでした。このフルートというのが、私のイメージとは違いました。

 追いかけられて緊迫したシーンに、フルートというのは違うような気がしました。その意外性と、もう最後という感じで、この音楽を採用されたのかもしれませんが。このドラマは原作通り、昭和30年代の設定にされていて、とても良かったです。名取裕子さんに興味を持ちました。