「贖罪の奏鳴曲」を読みました

 中山七里著「贖罪の奏鳴曲」を読みました。主人公が、ベートーヴェンの熱情を聴いた時の気持ちの描写が、なかなか見事だな、と思いました。小説自体も、謎解き部分も、とても面白かったです。

 この作家さんの本を読んだのは、これが初めてでした。でも、原作のドラマは何本か見ています。「さよならドビュッシー」のドラマも見ていて、あまりいい感想を持っていませんでしたが、本で読むと面白いのかもしれません。

 この著者さんは、クラシック音楽シリーズがありますので、これから読んでいこうと思います。

「孤独のアンサンブル」を読みました

 本「孤独のアンサンブル」は、最初、紙の本のみの発売でしたので、少し立ち読みをしただけでしたが、その3週間後に、kindle本が出ましたので、買って読みました。

 音楽演奏部分も、文字で表現されていて、それがすごく上手だな、と思います。音楽を文章で表現するのは、すごく難しいですが、それが音楽が聴きたくなるような文章で素晴らしいです。実際に、Amazonのレビューを読むと、今まで、クラシック音楽を聴いたことがない方が、本を読まれています。

 私は、クラシック音楽番組はよく見ていますが、番組制作の舞台裏が語られることは、あまりありませんので、今回、この本を読めて、色々なことが分かって、本当によかったです。

「シネアスト相米慎二」

 本「シネアスト相米慎二」を買って読みました。理由は、2020年5月29日に、山口百恵さんのサブスクが解禁されて、百恵さんの映画やドラマのサウンドトラックを聴いていると、三浦友和さんにすごく興味をもって、はまっているからです。

 映画「台風クラブ」の音楽は、三枝成彰さんなのですね。三枝さんは、トーク番組を見ていると、毒舌だな、と感じますが、音楽はロマンチックだな、と思っています。今、放送している「はね駒」も三枝さんの音楽で、テーマ音楽がすごくロマンチックです。

 「台風クラブ」の音楽は、15万円だった、と本に書いてあって、面白いな、と。それでも、引き受けてしまう魅力が相米監督にはあるのですね。私は、相米監督のお名前は、知っていましたが、映画を見たことがまったくありません。これから、映画を見ようと思います。

マンガ「白い巨塔」の財前と里見

 「白い巨塔」がマンガになったということで、その第1巻を読みました。原作の小説に新たに加わったエピソードや、キャラクター設定があり、楽しく読みました。

 一番驚いたのが、財前がピアノ、里見がヴァイオリンのデュオで、地方病院に行く医局員の送別会で、演奏したことです。まわりの人たちがそれを聞きながら、「あのふたりの友情は美しいな」と言っています。ふたりともなんでもできるスーパーマンのようで、本当に驚きました。その上、財前は、料理まで得意なのです。

 このマンガは、最後まで続くのでしょうか。マンガは人気がないと、途中打ち切りも普通なので、その点だけが心配です。

モーツァルトのいる休日  大人の楽しむクラシック

 石田衣良さんの「モーツァルトのいる休日  大人の楽しむクラシック」を読みました。一番印象に残っているのは、「みんな、夢、夢と言い過ぎる。平凡に暮らして、趣味でクラシックを聴いて過ごすのも、素敵な生き方」という内容のことが書かれていたことです。輝いて生きる」みたいな話が、ドラマでも映画でも多いような気がしますから。

 クラシック鑑賞の入り口は、「らららクラシック」からの流れということもあるのでしょうけれど、好きな曲を見つけて、ということでした。

 私は、個人的には、好きな曲を見つけるよりも、好きな演奏家を見つけて、その人の演奏を追っていく方が簡単なような気がしています。音は見えずに消えていきますが、演奏家は見ることができるからです。これは、私がパユのファンで、パユが頻繁に日本にコンサートをしに来てくださるから言えることかもしれませんが。