コンクール
第11回神戸国際フルートコンクールの結果
私は、第10回神戸国際フルートコンクールの時から、「チェラッキが1位になる」と思っていました。でも、この時は本選にも進出できなくて、かなり悩みました。チェラッキは第11回には出場しないのではないか、と思っていましたので、第11回の出場者にチェラッキの名前を見た時、意外な気さえしたものです。「1位を取りに来ているな」と思いました。第10回でも、そうだったでしょうけれど。
チェラッキの演奏は、1次は配信で見ました。2次と本選は、ホールに行って生演奏を聴きました。2次の演奏を聴いた時、「1位だな」と思いましたが、「第10回もそう思っていたな」と思い出しました。コンクールは分からない所があります。
本選は、ふたりごとに15分の休憩がありました。チェラッキは3番目の演奏でした。3、4番目の奏者が演奏後の休憩の時、私の近くに座っていた人が「3番目の人、すごく良かったよね。落ち着いてたし。チェラッキか」と、コンクールパンフレットのチェラッキの所を見ていました。嬉しかったです。
結果もホールで見ました。チェラッキが1位だと確信していましたが、1位で名前が呼ばれた時は、やはり、とても嬉しかったです。
今回はカタカナ表記が「リカルド・チェラッキ」となっていますが、第10回では「リカード・チェラッキ」となっていました。実際に名前を呼ばれているのを聞くと、「リカード」の方が、実際の発音に近いような気がします。