パユの公開レッスン感想

まず、パユが舞台に登場して、「Hello!こんばんは。」とおっしゃって、客席の皆が「こんばんは。」と言って、レッスンのはじまりでした。パユの言葉は英語でした。服装は、上下とも青色で、上にはカーキー色のセーターをはおっていらっしゃいました。

 レッスン曲は、ライネッケのソナタからでした。曲のはじめは小川のイメージで、だんだんとピアノも入ってきて、水の流れが大きくなっていく感じで、というお話でした。水が流れているイメージが必要だから、拍子を一拍ずつとらないで、大きなフレーズでとってください、とのことでした。

 細かい音符がつながっているところは、水がパラパラときらめいて落ちるイメージで、と指を使ったアクション付で、説明されていました。トリルが長く続くところも力で押さえないで、水の流れをせきとめないように、と水の形のイメージでずっと解説されていました。

 ライネッケの1時間のレッスン後に、10分間休憩が入りました。その時に、いつもこのサイトに来てくださる方達とかたまって座っていたのですが、昨年のパユの日本公演でライネッケを演奏されたのは、2公演だけだったので、生で聴いていない方も多くて、「パユがここでライネッケの模範演奏をしてくれたら、いいのにね。」という話をしていたら、そのすぐ後に、係の人が舞台に登場して、「パユさんがレッスン後にライネッケの模範演奏をしてくださいます。」というお話がでました。

 話をしているのが聞こえたのかと思うぐらいぴったりのタイミングで話がでて、驚きました。予想外のことで本当に嬉しかったです。

 後半はプロコフィエフのソナタでした。受講生の方は、プロの方でとてもきれいな演奏でした。パユは安全な演奏だけれども、ピアノのところはもっとピアノに、フォルテのところはもっとフォルテにして、もっとリスクを持った演奏にとのお話でした。そのあとにも、「exaggerate」という言葉を連発されていました。

 曲のイメージは、冒頭はノスタルジックな感じではじめてください、そして、ロシアの音楽だから、プロコフィエフの時代のロシアの人たちがつめえりたてて、いきかっている様子をイメージしてください、とのお話でした。

 太鼓のイメージでお話されていたところは、太鼓をバチで叩いた時は、バチは叩いたところでとまらないで、必ず上にはねかえるから、そのイメージでとのことでした。

 パユは、レッスンの間中、驚くほどはじけていらっしゃって、アクションも大きく、踊っているみたいでした。ものすごく楽しいレッスンでした。

 レッスンが終わってから、リハーサルなしで模範演奏がありました。パユの普段着での演奏姿を見ることはまずないことですから、演奏も素晴らしかったですし、得した気分でした。素晴らしい公開レッスンでした。


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