音楽エッセイ
2001年1月分


2001/1/28

和太鼓
 先日、NHK「スタジオパークからこんにちは」に、和太鼓奏者の林英哲さんが出演されているのを見ました。昨年6月のワルトビューネで、ベルリン・フィルと「飛天遊」を共演された映像が流れていましたが、あの時は、自分が打てるテンポの最大限で、ソロの時はあれだけ速く打つことはない、とおっしゃっていました。

 私も2000年3月に室内楽版の「飛天遊」を生で聴いたのですが、その時は本当に興奮しました。その後に、林さんのソロコンサートを聴きに行ったのですが、その時はかなり落ち着いた雰囲気だな、と思っていたら、テンポの違いでそう感じたようです。

 やはり速いテンポの方が、感激度が高いようです。「スタジオパーク」に、演奏家の方が出演されている時はほとんど見ているのですが、今回は今まで見たなかで一番話がはずんでいるような印象を受けました。


2001/1/21
先生の交替

 今年の1月から、私が今までフルートを習っていた先生がしばらくお休みされるので、その間新しい先生につくことになりました。今までの先生には6年以上ずっと習ってきましたので、新しい先生になるとどんな感じだろう、と少し不安に思っていました。

 先週、その新しい先生の初めてのレッスンでした。もっと緊張するかな、と思っていたのですが、わりとすんなりうまくいった感じで良かったです。

 「前の先生から、熱心な生徒さんだと聞いてます。」と言われたので、3月に発表会がせまっていることもありますし、がんばりたいと思います。


2001年1月13日(土)

音楽之友社

 今日(1/13)の毎日新聞夕刊を読んでいると「音楽之友社に不協和音」という見出しが見えたので、何だろう、と思って記事を読むと、「音楽之友社の経営が悪化」とあって、どの業界も大変なんだなあ、と思いました。

 いろいろな音楽雑誌があるなか、「音楽の友」だけは毎月読んできたのですが、これからの会社の進み方によっては、雑誌の内容も変わることがあるのかな、と思ったり、複雑な気持ちです。

 このページには、あまり沈みがちの話題は書きたくなかったのですが、新聞記事を読んでちょっとショックだったので、書きました。


2001/1/8

底辺を広げる

 昨年のクリスマスに、藤岡幸夫さん指揮で、関西フィルのコンサートに行ってきました。お話ありのコンサートで、コンサートの最後に、藤岡さんがマイクを通さずにお話されたことがとても印象に残っています。

 「今日はクリスマスということで来てくださった方もいらっしゃると思いますが、関西フィルはたくさんコンサートを行っています。関西フィルは素晴らしいオーケストラですので、ぜひ皆さんお越しください。」と。

 新聞のインタビュー記事で、「クラシックファンの底辺を広げたい」という文字は何度か見たことがありますが、コンサートでお客さんを目の前にして、こうおっしゃる方を初めて見ました。意気込みが素晴らしいと思いました。


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