音楽エッセイ
2001年3月分

2001/3/24
需要と供給 今日、ちょっとテレビをつけると、チャンネルがNHK教育になっていて、びわ湖ホール副館長の方がお話されていたので、少しだけ見ていました。新聞のテレビ欄を見ると「フォーラムセレクション」で1時間少しの番組ですが、もう終わりかけでした。

 その番組の中で、「文化は供給があって初めて需要を生む」という言葉を聞いて、なるほど、と納得してしまいました。この番組の一部を見ただけなので、どういうフォーラムなのかはっきり分かりませんでしたが、関西の都市について色々と話をしていたようです。

 「関西は文化の中心になれるか」という話題も少し出ていました。それは難しいのでは、と思いましたが、そういう方向に進むといいな、という気持ちもあります。


2001/3/18
ふくしま国際音楽祭 3/14の毎日新聞朝刊「ひと」の欄に、ふくしま国際音楽祭を企画した銀行の支店長のことが掲載されていました。

 「満員電車でコンサート会場まで往復するのは、音楽の本来の聴き方ではない」とあって、私は今までこんなことを考えたことがなかったので、そういうものかな、とちょっと興味深く読みました。

 音楽祭開催のために、人脈をフル活用し、お金もかなりかけたそうで、「身銭を切ってもいい。」とまで思っていらっしゃるそうで、その心意気に感動しました。お客さんがたくさん集まるといいですね。


2001/3/10(土)

発表会 3/4は、私のフルート発表会でした。私が習っている音楽教室の発表会は、毎年ホールが違うので新しいホールに行ける楽しみがあるのですが、今年のみつなかホール(兵庫県川西市)は、音の響きもよくとてもきれいなホールで、とても気に入りました。

 楽屋も、楽屋らしい雰囲気でした。楽屋では、ヴァイオリンなど、フルート以外の楽器の人たちと一緒で、皆がそれぞれ音出しをしているのが聞こえるのですが、人の音がとても上手に聞こえてきます。

 ステージ上で、フルートを吹いて、「またがんばっていこう。」という気分になれたので、良い発表会でした。


2001/3/3土

バレエ ある事柄を知らない人に、その魅力を伝えるのは本当に難しいことだな、と思います。2月25日放送のNHK「課外授業ようこそ先輩」は、バレリーナの森下洋子さんだったのですが、子供たちにバレエの魅力を分かってもらうのに非常に苦労されていました。

 私は、番組を見る前には、バレエには音楽が欠かせないので、踊りと音楽の関わり合いなどもお話されるのかと思っていたのですが、実際にはそういう話はありませんでした。どんなに素晴らしい芸術でも、それを言葉で伝えないことには、見てさえもらえません。

 バレエを見るときは、どういう点に注目すれば良いかということも言っていただければ、良かったのではないか、というのが私の意見でした。


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