音楽エッセイ
2001年7月分


2001/7/28土

リコーダーとハムレット 8月から、NHK趣味悠々で「アンサンブルで楽しむリコーダー」がはじまることを本屋さんでそのテキストを見て知りました。表紙の写真は、楽譜の上に2本の茶色のリコーダーが置かれているもので、おしゃれで、とても気に入りました。

 中身を読むと、リコーダーの歴史や、リコーダーができるまで、などとても充実していて、読みごたえがありました。なかでも、「リコーダーの名前が初めて登場する文学作品は、シェークスピアのハムレット」というのが一番印象に残っています。

 どうしてかというと、最近、私はシェークスピア劇に少し興味を持ちはじめているからです。より一層リコーダーに親しみがわいてきました。


2001年7月21日(土)

CD付きの本 「ほんパラ関口堂書店」という番組で、今日、幻冬舎がさだまさしさんの小説を出す企画を通すか、通さないかという放送をしていました。

さだまさしさんは、小説を書くのは初めてだということで、どんな内容なのだろうと、私は期待と不安が半分ずつぐらいだったのですが、幻冬舎の社長さんが「さださん作曲の曲を入れたCDを本につけましょう。」という案を出された時、私はその曲の方が聴きたいから、本を買おうかな、と思ったものでした。

 さすがに商売が上手だな、と思いましたが、本を出版するかどうかは、今ゆれているようです。来週には、結論を放送してくれるでしょうか。


2001/7/14土

五輪賛歌 2008年の夏季五輪は、結局北京に決まりました。大阪はその招致演説の場で、バイオリニストが「オリンピック賛歌」を演奏したそうですが、新聞に「五輪のシンボル的な曲」と書いてあったものの、私はどんな曲かパッと頭に思い浮かばなかったのですが、聞けばピンとくる曲なのでしょうか。

 それにしても、スポーツの祭典であるオリンピックの招致演説で、どうしてバイオリニストが登場することになったのか、不思議な気がします。

 2008年のオリンピックが大阪にくるとは思っていませんでしたが、実際に票数を見ると、残念な気持ちになりました。


2001/7/8日

色っぽさ 「竹宮恵子のマンガ教室」という本を読んでいると、ウィーン少年合唱団についての記述がありました。昔の合唱団の方が色っぽさがあった、というお話でした。私は昔の合唱団の声を聴いたことはないですが、この文章を読んで納得してしまいました。

 でも、ウィーン少年合唱団といえば、数年前に由紀さおりさんと安田祥子さんが共演された時の様子がテレビ放送されたことがあったのですが、その時、由紀さおりさんが、「皆さん、とてもいい声をしていらっしゃる。」と言うと、合唱団の男の子が「おふたりの声も素敵ですよ。」と応えたのがとても印象に残っています。

 10歳程度の男の子で、日本人なら、このようなことを言える子はほとんどいないのでは、ないかな、と思ったからです。少し色気を感じました。


2001/7/1日

インタビュー

 先日「サウンド・オブ・ミュージック」のDVDを買って見ていると、俳優さん達のインタビューもたくさん聞けて、とても良かったです。

 なかでも、トラップ大佐役のクリストファー・プラマーがザルツブルクの感想を聞かれた時に、「ザルツブルク音楽祭の開催時期に来たかったですね。音楽が大好きで、将来世界中の音楽祭を巡るのが夢ですよ。」とおっしゃったことと、リーズル役のシャーミアン・カーがプラマーは、「毎晩バーでピアノを弾くんです。」という言葉を聞いて、映画を見ていてプラマーは「気品のある俳優さんだな。」と思っていましたが、ますますおしゃれな方だな、と思うようになりました。

 これだけたくさんお話してくださる方だと、見ていて本当に楽しかったです。最高でした。


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