パユのコンサート訪問記

2006年

2006年11月12日日曜日19:00- マスタークラス(公開レッスン)  会場:大阪フィルハーモニー会館  
レッスン曲ライネッケ:協奏曲

 まず、フルートのキーと歌口が一直線になっていないということで、生徒さんのフルートを さわって、歌口の向きをなおされていました。「歌口の向きの問題で、息を上の方に吹き込む癖が ついていますので、そうならないようにしてください。」

 「冒頭は、夢見心地な感じなので、現実的な音を出さないで下さい。テーマがはじまるのは、 a tempo のあたりからですので、それまでは、ピアノの音の後ろに隠れるような感じで、演奏してください。」

(スイングする感じのところ)
 「ここは、スイングして、3拍子のダンスをする感じで演奏してください。」「肩で ダンスをするのではなくて、足を動かす感じです。ダンサーは、体はまっすぐ動かさず、 足が動いています。」

 パユ先生が、動いて実演してくださいました。何度も「私はダンスは得意ではないですが。」とおっしゃっていましたが。

レッスン曲イベール:協奏曲 第1楽章、第2楽章

   生徒さんが「体を縮みこませる癖がついていて、音が細くなっています。」ということで、 フルートを構える姿勢を、修正されていました。東京のレッスンでもお話されていた、フルートの構え方の 話は、この時にもされていました。

 全体的に、音に関するお話が多かったです。「姿勢を正しくすれば、あらゆることが一気に解決されます。」ということでした。

 最後に、「楽器は簡単に手に入るけれども、どんな音を出すかは、演奏者次第です。がんばってください。」と おっしゃいました。
   

おたのしみ(パユの演奏)武満徹:ヴォイス

   「日本の作曲家の曲を演奏したいと思います。」とおっしゃって、ヴォイスを演奏してくださいました。 「ヴォイス」と聞いた瞬間は、「良かった。」と思いました。

 ものすごく迫力のある演奏でした。低音の声がとてもよく通っていて、素晴らしかったです。帰りぎわに 誰かかが「戦国武者のような演奏だったね。」と言っているのを聞きました。とてもうまく表現するな、 と思いました。そんな感じでした。

 ヴォイスは、いろいろな演奏家の方の演奏を聴いてきましたが、今まで聞いたのとはまた違う感じで、 とても良かったです。
   

2006年11月12日日曜日14:00- 共演:エリック・ル・サージュ(ピアノ)  会場:ザ・シンフォニーホール(大阪) 
プログラム 
・シューベルト:「しぼめる花」の主題による序奏と変奏曲 ホ短調op.160 D.802
・モーツァルト:ソナタ ホ短調K.304
・ウェーバー:フルート・ソナタ 変イ長調 op.39
・ブラームス:ソナタ ヘ短調 op.120-1
アンコール
・シューマン:幻想小曲集 Op.73 1 2 3
 ホールに行くと、貼り紙がしてあって、プログラムの演奏順が変わります、ということで、 シューベルトとモーツァルトの順番が入れ替わりました。

 今日のプログラムの中では、モーツァルトがとても気に入りました。バイオリンソナタの 編曲ということで、このバイオリンソナタも、聴いたことがないと思いますが、モーツァルトらしい 曲で、とても聴きやすく、いい曲でした。ソナタなのに2楽章しかないのも、変わっているな、 と思いました。

 アンコールは、何度も舞台に出て来られるのですが、なんとなく演奏してくださるような雰囲気が なく、もしかして、アンコールはないのかな、と思いましたが、シューマン:幻想小曲集を 一気に演奏してくださいました。

 私は、2階席の横側(ピアノの鍵盤側)からパユの演奏を聴くのは、初めてでした。こういう席で聴くのも、 ピアノの指使いや、フルートの指使いが見えるので、良かったな、と思いました。
 (2階LB列7番)

   

2006年11月3日、4日 2006年10月 2005年 2003年11月 2002年11月 2002年3月と7月 2001年11月 2001年3月 2000年11月 2000年3月 -1999年まで
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