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2008年04月 アーカイブ

2008年04月05日

BYJ Classics/The Scenes-Spectacle

 ペ・ヨンジュンが、映画に使われたクラシック音楽を選曲して、それについてコメントを書いているCD「BYJ Classics/The Scenes-Spectacle」を買いました。今回は、4枚のCDが発売されましたが、曲目一覧を見ると、このCDには、日本映画「新幹線大爆破」からの曲が選ばれていましたので、まずこれを買いました。

 ペ・ヨンジュンさんの文章は、相変わらず素晴らしいです。どんな映画をお好みなのかが分かって、面白いです。私は、このCDで、「ライトスタッフ」と映画を初めて知りました。

 音楽を聴いて、何をイメージするかは、人それぞれでしょうが、このように文章で解説していただけると、またイメージが広がってとてもいいです。

2008年04月12日

トリノ五輪でのパバロッティ

 2006年のトリノ五輪の開会式で歌ったパバロッティの演奏は、事前録音したものだったというニュースが流れました。私は、このこと自体よりも、今この話を暴露した指揮者の方が、問題だと思います。2年も経過して、パバロッティがお亡くなりになった今になって、どうしてこの話を持ち出したのでしょうか。

 トリノ五輪では、日本にとっては、荒川静香さんの金メダルが、唯一のメダルでした。荒川静香さんがフリーの演技で使った音楽は、トゥーランドットで、「開会式でのトゥーランドットの演奏を聴いた時、運命を感じた。」というコメントも出ていました。ですから、今このニュースを聞くと、「あれっ」という気分になってしまいます。

 それにしても、私は開会式を見ていませんが、オーケストラの人たちも、演奏するふりをしていたとは、演奏するふりなんてできるものなんですね。それにも驚きました。

2008年04月19日

小説「愛の挨拶」

 音楽教室を舞台にした小説「愛の挨拶」があることを、偶然知りました。この本の紹介を読んでいると、なかなか良さそうな小説なのかな、と思いました。私は、それよりも、著者が本岡 類さんだ、ということに目がとまりました。
 
 私は、10年以上前だったでしょうか。本岡 類さんの著書「奥羽路 七冠王の殺人」を読んで、かなりひきこまれました。テーマがまた全然違うものを書かれているのだな、と思いました。

 「愛の挨拶」は、本の表紙のデザインも、とても素敵だな、と思いました。やわらかい感じのホッとするようなデザインです。

2008年04月26日

オーケストラへの補助金カット

 大阪センチュリー交響楽団は、今まで大阪府から年間億もの補助金が出ていたようで、それがカットになると存続できないと、署名をつのっています。でも、何万人も、存続を願う署名をする人がいるなら、その人たちから寄付をしてもらえばいいと思います。

 今まで、大阪では、近鉄が劇団OSKへの支援をやめて、劇団OSKは、解散になりました。近鉄は、近鉄劇場も切りました。そのほか、小劇場の閉鎖も相次いでいます。大阪では、文化が切られるのをたくさん見ています。

 その上、大阪府は支出の削減をすると、これだけニュースで流れているのですから、年間億もの補助金を、出し続けてもらえると考えているというのは、おめでたいと思います。

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