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2008年12月 アーカイブ

2008年12月06日

YouTubeシンフォニーオーケストラ

 YouTubeが、動画をつのって、YouTubeシンフォニーオーケストラをつくるという記事を見ました。みんなの動画から、音をあわせるのはイメージがわきますが、画像をあわせるというのは、どんなイメージになるのかちょっと想像ができません。

 YouTubeは、面白いことを考えますね。日本人がどれくらい選ばれるのかということにも、興味があります。

 クラシック音楽を題材にした韓国ドラマ「ベートーベン・ウイルス」で、ヴァイオリニストを演じましたイ・ジアが、YouTubeに、このYouTubeシンフォニーオーケストラへの応援メッセージを、英語で出しています。私は、イ・ジアの日本語は聞いたことがありましたが、イ・ジアの英語は今回初めて聞きました。かっこいいです。

2008年12月13日

バレエ「明るい小川」

 12月9日放送の「プロフェッショナル仕事の流儀」を見ました。ロシア・ボリショイバレエ団でソリストとして活躍する岩田守弘さんでした。日本人が役をもらうことは、本当に大変で、最初は1分20秒しか出番がない猿の役で、でもそれが認められて役がつくようになったというくだりは、ぞくぞくしました。

 岩田さんが今度新たに、バレエ「明るい小川」で、アコーディオン奏者の役を演じられることになって、その本番までがうつっていました。バレエになっている時代の背景も調べて、役作りをされていて、こういう風に役はできあがっていくのだな、と新鮮な気持ちで見ました。

 私は、バレエを見ることはほとんどなく、「明るい小川」というバレエのこと自体今回初めて知りましたが、こういう役作りの裏側を見ると、いつかこのバレエを見る機会があれば、楽しく見られそうな気がしました。

2008年12月20日

安い楽器でこれだけの音

 石井裕之さんの著書「壁」 を読みました。その中で、石井裕之さんがバイオリンを習っていた時の文章がありました。先生に、「この安いバイオリンでよくこれだけの音が出せたね」と言われたので、この楽器は卒業しようと思ったという話です。

 私はこれを読んで、私がフルートを習い始めた、初心者用のフルートを吹いていた頃、フルートフェスティバルの練習で、自分の楽器を見てもらう機会があった時のことを思い出しました。「この楽器は、毎日最低1時間以上吹いていますね」と言われて、ちょっと吹いただけでそういうことが分かるものなのか、と感心したのです。

 それからしばらくして、フルートの先生からも、「次の楽器に行ってもいいのではないか」と言われました。それで、今も吹いている、総銀製ハンドメイドのフルートを買いました。本の著者の石井さんは、先生の「楽器の最大のポテンシャルを引き出せている」というポジティブな表現に感じ入ったそうです。

2008年12月26日

1年をふりかえって

 今年感じたのは、インターネットも、いよいよ動画の時代に入っていくな、ということでした。2009年1月からは、ベルリン・フィルの定期演奏会が、動画で楽しめるようになります。日本でも、新日本フィルの演奏が、インターネットで見られるようになります。

 インターネットで、クラシックのコンサートを聴こうと思い、実際に聴く人はどれぐらいの人数いるのでしょうか。インターネットにのせるということは、全世界を相手にすることになります。映像や音が、問題なく配信されるのかは、非常に興味があります。

 もちろん前もって計算されてされているでしょうけれど、こればかりは、実際にやってみないと、分からないところがあると思います。楽しみです。

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