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「マチネの終わりに」の終わり方は

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 今、毎日新聞で連載されている小説「マチネの終わりに」を読んでいます。この小説の主人公はギタリストなので、すごく気持ちが分かる表現がたくさん出てきます。例えば、「確かに超絶技巧で、その鍛錬に余念のないことには敬服せざるを得ないが、しかし・・・」とか「ヘタだと音楽的だ、人間味があるっていうのは、卑しい音楽観、人間観じゃないですか?」は、よく聞く話で、印象に残りました。

 それにしても、この小説はどんな終わり方をするのでしょうか。主人公の蒔野は、あっさりと洋子と別れてしまいました。リチャードと結婚した洋子は、離婚の話し合いをしています。私が想像しなかった方に、話が進んでいます。

 タイトルが「マチネの終わりに」ですが、マチネとは、この小説では何をさしているのか、今まで読んできた部分では、私は、まだはっきりと分かっていません。話の展開をこれからも楽しみにしています。

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